『アーミッシュ』というのをご存知だろうか

アメリカにあるドイツ系移民による宗教団体でとても特別なライフスタイルを送っている

近代的な生活を避け まるで19世紀のような暮らしぶりをしている人たちのこと

起源は16世紀からととても古く 元々はスイスのチューリッヒで始まり

ドイツに移民した人たちがアメリカに渡ったとされている

そんな魅惑的なアーミッシュの芸術がとても有名で

『アーミッシュキルト』というものがある

ハギレたちを組み合わせていてとても深みのあるキルトと評価が高い

画像のハギレボール これはそんなアーミッシュの方々がキルトに使用したハギレのこれまた

ハギレとして残った物をくるくると巻いてボール状にしたもの

これがとても人気があり コレクターの間ではかなり高値で取引されているそうな...

コレクターでなくともこの深い味わい 布によってデザインや色合いが異なるものの

微妙な枯れた色たちの絶妙な組み合わせには目が釘付けになっちゃう

こちらは18世紀のハギレたちをくるくると巻いただけのもの

昔ながらのライフスタイルを重視しているアーミッシュだけあって

こんなハギレたちも大切に 大切にしてきたんだろう...

そんな古物特有の温かみとアート感を併せ持ったハギレボール

オブジェ好きにも 布好きにもたまらない一品

オブジェとして飾ってもいいけれど 今流行りのハギレを使った編み物でマットなんか作っても

いいと思う

実物はそれはそれは見事なハギレボール

なかなかこんなに素敵な子は見つからないだろうと思う

アーミッシュのこと 色々と調べたくなってきた

恐らくそんな環境で育った子供たちは多くの問題を抱えていくに違いないし

自分が好きか嫌いかといえば あまり好まない

けれど『昔ながらのライフスタイル』というやつには

これほどアンティークが好きで 創り出す物にも古物のみを使用している私にとっては

とても興味深く 一度体験してみたいとさえ思ったりする

確かに最近思っていたことに これ以上進化を求め続けて人はどうしたいんだろう?と

いうテーマがあった

これほどパソコンもスマートフォンもあって車も飛行機もあって

これだけで十分便利なんじゃないかな もうこの辺でストップしても

いいんじゃないかな と思うけれど...

色んな思惑がごちゃまぜになってやっぱり進化し続けて...

いつかはパンクしちゃうんだろうな

そう考えると アーミッシュの暮らしは私たちの暮らしよりも

ずっと穏やかなものなのかもしれない

さてさて はちみっちゃんラストスパートで 40.5 度もの高熱を出して

やっとこさ回復しました! 完璧... とは言えないけれど

親子揃ってまだまだ体調は完全ではありません;;;

今冬のパリは 寒くなかったのに急激に気温が低下したせいで

体がついていけなかったんだと思う

今週に入ってから10度ほど上がったのでそろそろ春を迎える準備に

入ったんじゃないかな... パリの冬は長いので皆そう願いを込めて

思うようにしている 苦笑

そんなわけで 昨日よりやっとこさアトリエに出向けています

とても嬉しい !!!

ただ カメラは直すことが出来なかったのでMaison henoの撮影をどうしようか検討中...

La boiteの撮影も既に影響が多く出ていて 修正することが不可欠;;;

それでもやっぱりなんとかMaisonの作品撮影も来週あたりから再開したいと思います

今回は小さなビーズ刺繍などが多い作品になっています

繊細で華奢なデコレーションを多々施したものたち

ちょっとずつご紹介していきますね

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